セカンドオピニオンのハードル
1. 「保険も自費も変わらない」という言葉への戸惑い
「抜歯と言われたけれど、どうしても歯を残したい。他の先生の意見も聞いてみたい」
必死の思いでセカンドオピニオンを申し出た際、現在の担当医からこのように言われ、戸惑った経験はありませんか?
「他へ行っても同じですよ」
「保険でも自費でも、結局やることは変わりませんよ」
国家資格を持った歯科医師からそのように断言されると、
「やはり自分の歯はもうダメなのだろうか」
「高いお金を出しても同じなら、諦めるしかないのかな」
と、心が折れそうになってしまうのは当然のことです。
2. なぜ担当医はそう説明するのか?言葉の裏側にある6つの可能性
「本当に他に行っても同じなのだろうか?それとも、転院を引き留められているのだろうか?」
そのようにモヤモヤとした疑念を抱くお気持ちは、痛いほどよくわかります。
では、担当医は嘘をついているのでしょうか。
25年以上にわたり臨床の現場に立ち続けてきた私としては、必ずしもそうとは思いません。
担当医がそう説明するのには、様々な理由が考えられます。例えば、次のようなケースです。
①本当にその先生の臨床経験において、差を感じていない(知らない・困っていない・抜くのが普通)
②自院では、自費診療でも保険診療とほぼ同じ手順で行っている(単に銀歯が白い素材に変わるだけ)
③他院(精密治療に特化した医院)の設備や治療内容を詳しく知らない
④「自費なら絶対に成功する」という過度な期待を患者様に持たせたくない
⑤セカンドオピニオンによって、患者様が他院へ離れてしまうことを避けたい
⑥自分が治せなかったのに、治されたら立場がない・・・などが考えられます。
人間である以上、医院の経営事情や様々な心理が働くことは否定できません。
しかし、ここで大切なのは担当医の言葉を責めることではなく、この事実を「冷静に受け止める」ことです。
3. 「同じ」と言い切れる根拠はありますか?
担当医の真意がどこにあるにせよ、これだけは確実にお伝えしなければならない科学的事実があります。
それは、「保険と自費が変わらない」と一般論として断言することは絶対に不可能であるということです。
なぜなら、自由診療という枠組みの真価は、セラミックなどの「素材(モノ)」ではなく、
そこに至るまでの「過程(プロセス)」にこそあるからです。
もし「他に行っても同じですよ」と言われたら、ご自身の心の中でこう問いかけてみてください。
「では、同じと言い切れる『根拠』は示されているだろうか?」と。
4. 比較すべきは「保険か自費か」ではなく「設備・工程・考え方」
自由診療であればどこでも同じ、というわけでもありません。
歯科医院によって、治療のクオリティには天と地ほどの差が生まれます。
- 圧倒的な差を生み出すのは、以下の「7つの要素」です。
1.時間: 1本の歯に対し、1時間以上の時間をかけてじっくりと向き合えるか。
2.マイクロスコープの活用: 肉眼の最大20倍の視野で、ミクロン単位の亀裂や汚れを見逃さないか。
3.ラバーダム防湿: 唾液や血液、細菌の侵入を防ぎ、乾燥・無菌環境下で処置を行えるか。
4.CTによる三次元診査: 二次元のレントゲンでは見えない歯根の形や骨の奥の病変を正確に把握しているか。
5.緻密な咬合分析: ただ穴を埋めるだけでなく、前歯の誘導など、生体力学に基づいた設計を行っているか。
6.材料の制限のなさ: 最も生体親和性が高く、適合の良い材料を妥協なく選べるか。
7.見えない基礎工事: 再治療を極限まで減らすための、土台作り(支台築造)に徹底的にこだわっているか
- これらすべてを妥協なく行っている医院と、保険診療の延長線上でただ白い被せ物を入れている医院とで、
- 「結果が同じ」になるはずがないのです。
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5. 「自費」という名前やイメージに惑わされないために
- 患者様に持っていただきたい視点は、「保険にするか、自費にするか」という二元論ではありません。
- 大切なのは、「どのような治療を、どのような設備・工程・考え方で行うのか」という客観的な事実です。
- 「他に行っても同じ」という言葉や、「自費診療は高い」という名前のイメージだけで判断してしまうと、本当に救えたはずの歯を失うことになりかねません。
私たちのHPの動画ギャラリーでご確認していただける処置は悠に5年以上過去の動画です。
少しずつブラッシュアップしていますが基本的には大きく変わっていません。
あなたが受けている治療と本当に同じですか?
6. あなた自身の目で、科学的な根拠を確かめてください
ご自身の体の一部である、大切な歯の運命を決める決断です。
他人の言葉や感情論に流されるのではなく、科学的根拠に基づいた真実を知るために、まずはご自身の目で確かめてみませんか。
当院では、十分な時間を確保し、セカンドオピニオンやマイクロスコープとCTを用いた妥協なき「精密初診」を実施しています。推測や一般論ではなく、あなたのお口の中の客観的な事実をフラットにお伝えします。 後悔のない選択をするための第一歩として、ぜひ当院にご相談ください。その答えをご提示いたします。

