ページトップへ

大分市のマイクロスコープによる世界レベルの歯科治療は【あべ歯科クリニック】へ

あべ歯科クリニック
0120-25-8469
午前の受付/09:00〜12:30
午後の受付/13:30〜16:30
お知らせ
News

HOME > お知らせ > 道具が同じでも結果が違う?保険と自由診療の「顕微鏡・根管治療」決定的な差

道具が同じでも結果が違う?保険と自由診療の「顕微鏡・根管治療」決定的な差

1. 【患者様からのよくある質問】「保険でも顕微鏡とラバーダムを使っている医院との違いは何ですか?」

 

近年、インターネットで根管治療(歯の根の治療)について熱心に調べ、ご来院される患者様が増えました。その中で、非常によくいただくご質問があります。

 

「先生は完全自由診療ですが、最近は保険診療でもマイクロスコープ(顕微鏡)やラバーダムを使ってくれる歯医者さんがありますよね。それらの医院と、先生の治療とでは何が違うのですか?」

 

これは、ご自身の大切な歯を守るために真剣に比較検討されているからこその、非常に鋭く、そして自然な疑問です。最新の機械を使っているのなら、保険で安く受けられた方が良いと考えるのは当然のことでしょう。約3年前にもこのHPで似たような質問に答えてはいるのですが、今回は、25年以上臨床の現場に立ち、約10年前に完全自由診療へと舵を切った歯科医師の視点から、この疑問に真正面から、かつ客観的な事実に基づきお答えいたします。

 

2. 結論:違いは「道具の有無」ではなく、それを扱う「時間」と「哲学」

 

結論から申し上げますと、最大の違いは「道具」そのものではなく、その道具を正しく機能させ知識と技術を表現するための「圧倒的な時間の有無」と、歯を守るための「MI(最小侵襲)という哲学」の差にあります。

 

わかりやすく車に例えてみましょう。 マイクロスコープは、時速300kmで走れるF1カーのような最高峰の精密機器です。しかし、どれほど性能の良いF1カーであっても、走るコースが渋滞だらけの狭い道(短い治療時間)であれば、その真の性能を発揮することはできません。

 

日本の素晴らしい保険制度は「誰もが安価に医療を受けられる」反面、「1人の患者様にかけられる時間が限られている(通常15〜30分程度)」という構造的な制約があります。 実は、この限られた短い時間の中で、高度な精密機器であるマイクロスコープを使用しようとすると、かえって歯の寿命を縮めかねない「3つの構造的リスク」が生じる可能性があるのです。

 

3. 保険診療における「精密機器」使用に潜む3つの構造的リスク

 

歯科医師の技術や熱意の問題ではなく、あくまで「時間的制約」というシステムがもたらす物理的なリスクをご説明します。

 

リスク① 圧倒的な時間不足がもたらす「軟化象牙質(虫歯菌)の取り残し」

 

マイクロスコープは視野が極めて狭く、操作が非常に難しい機器です。「顕微鏡で感染源(汚れ)を見つけること」と、「それ専用の繊細な器具を使って、ミクロの汚れを確実に取り除くこと」は全く別の作業です。 短い診療時間の中でこれを行おうとすると、顕微鏡で汚れを「見る」ことはできても、それを取り除く時間が足りず、結果的に感染した歯質(軟化象牙質など)を残したまま蓋をしてしまうリスクが高まります。これが、後の再発や痛みの原因となります

 

リスク② 処置を急ぐことによる「根管の過大拡大(削りすぎ)」

 

狭く暗い歯の根の中を顕微鏡で見るためには、光が奥まで届くように入り口を広げる必要があります。十分な時間があれば、特殊な器具を用いて最小限の削り幅で処置を進めることができます。 しかし、時間を気にしながら急いで視野を確保しようとすると、つい太い器具を使って一気に歯を削ってしまいがちになります(根管の過大拡大)。一見綺麗になったように見えても、歯の壁が極端に薄くなってしまい、将来的に「歯根破折(歯の根が割れて抜歯になること)」を引き起こす要因となってしまうのです。

また、ラバーダム防湿を行うと周りの歯が見えなくなります。歯冠が短い歯や既に修復治療が行われて歯の向きが分かりにくい歯ではパーフォレーション(穿孔)など偶発症のリスクが高まります

 

リスク③ 回数を重ねることによる「漏洩や感染」

 

麻酔をしてラバーダム防湿をした時点で予約診療時間の大半を使っている場合、肝心の根管拡大と洗浄に使える時間がなくなります。その場合、治療は中断して次回のアポイントで続きの根管治療を行うことになります。仮封剤の厚みが不十分であったり綿球や綿線を使っていれば仮封剤が外れたり漏洩して結局感染してしまいます。つまり治らないのです。回数が増えるに比例してそのリスクも高まります

 

 

4. エビデンスとMI(最小侵襲)に基づく、当院の「完全自由診療」アプローチ

 

どんなに最新の機器を使っても、「健康な歯質をいかに残すか」という視点が欠けていれば、本末転倒です。健全で必要な歯質を保存し自身の歯質の量が多いことこそが、歯の寿命を延ばす最大の科学的根拠(エビデンス)だからです。

 

当院が大切にしている「MI(Minimal Intervention:最小侵襲)」とは、単に小さく削るということではなく、「感染源だけを確実に除去し、健全で必要な歯質を極限まで守り抜く」という治療哲学です。 このMIという概念をマイクロスコープ下で実践し、MB2などの複雑な迷宮を攻略するには、1回の治療につき最低でも「1時間〜2時間」という圧倒的な時間が必要不可欠です。

私自身、かつては保険診療で最善を尽くそうと葛藤した時期がありました。しかし、「採算を度外視してでも時間を確保しなければ、本当に長持ちする精密治療は物理的に不可能である」という事実に直面し、現在の「完全自由診療」という環境を選択しました。

 

5. あなたの大切な歯を「道具」ではなく「結果」で守るために

 

「マイクロスコープあり」「ラバーダムあり」という言葉だけを見ると、どこで治療を受けても同じように思えるかもしれません。しかし、重要なのは「その道具を使って、実際にどれだけの時間をかけ、どれだけ健全で必要な歯質を残すか」という治療のプロセスと哲学です。

 

当院は、単なる設備の自慢はいたしません。 患者様お一人おひとりに十分な時間を確保し、エビデンスに基づいた妥協のない無菌的処置とMIアプローチによって、あなたの大切な歯の寿命を最大化することに全力を尽くすことをお約束します。

 

何度も治療を繰り返し、最終的に歯を失って後悔する前に。 まずはご自身の歯の現状を正しく知るための「精密な診査診断」から始めてみませんか?一生涯、ご自身の歯で噛む喜びを守るために、私たちが全力でサポートいたします。