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歯肉圧排

歯肉がなく粘膜しかないのでFGG(遊離歯肉移植)予定の患者さん

プロビジョナルレストレーションのために歯肉圧排したら

歯肉縁下にWSD(楔状欠損)を認めた。

圧排してなければ気付かずに歯科技工士さんから

「2重マージンなんで。。。再形成お願いします」ってことになるのだろうか。

 

 

 

プロビジョナル用の準備プレップの時点から圧排糸を歯牙と歯肉の間に入れることで

多くの発見がある。

例えば

 

WSD 

縁下歯石

縁下カリエス

クラック

破折

歯頸部外部吸収

などだろうか

 

長期に渡って使用してもらう補綴物であるから

歯肉圧排は歯頸部付近の最終の診断にもなる

5分で削って型取りするなどあり得ない