顕微鏡歯科学会参加
4月22、23日に行われた日本顕微鏡歯科学会第19回学術大会に参加させていただきました。
福島県郡山市で開催されるため、正直参加するか悩んでいたのですが、久しぶりのリアルの学会は参加してよかったです。
あべ歯科クリニックでは2009年にマイクロスコープを導入し、臨床を重ねてきています。
10年ほど前にこの学会に参加した時は学会会員数も600人ぐらいだったと思うのですが、今回は会員数2000人を超える会になったと聞きました。当時はまだマイクロスコープを導入している歯科医院など皆無に等しく、道具も何を使って良いかわからず自己流でいろんなことを考えながらより良い歯科臨床を探求していました。
アメリカ顕微鏡歯科学会の招待講演では最近自分のトピックスだった支台築造で歯根破折を予防できないかを色々考えて妄想していたことを実践しているクリニカルレビューを見ることができ、悩んでいた方向性が間違っていないことを確信しました。さらに良質な支台築造を完成させることができそうです。
そして今回はいつもの寂しい単身参加でなく
大分での勉強会で一緒に勉強している先生とその歯科衛生士さんと一緒に参加したのでディスカッションしながらより内容の濃い時間を過ごすことができました。
懐かしい顔ぶれに再会したこともあり、彼らに刺激を与えられるような臨床をおこなっていこうと改めて思い帰路につきました。