見つけられていない根管があると、問題になる可能性が上がる
根管治療では、存在する根管を適切に処置することが重要です。
2025年までの研究を対象としたシステマティックレビュー・メタ解析では、
CBCTで確認された未処置根管がある根管充填歯では、根尖性歯周炎の割合が高いことが報告されています。
根尖性歯周炎の有病率は未処置根管がある歯で85.1%、ない歯で56.3%、
オッズ比は7.17でした。
ただし、これは主に横断研究をまとめた結果で、
研究間のばらつきも大きく、エビデンスの確実性は低いと評価されています。
したがって、「未処置根管があると必ず7倍悪くなる」という意味ではありません。
それでも、「根管を見つけ、適切に処置することが重要」であることを示す重要なデータだと思われます。

だからこそ、マイクロスコープの強拡大と明視野
そしてCBCTでの診査診断は重要だと考えています。

