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むし歯は何処まで削ればいいのか⑦

むし歯は何処まで削ればいいのか⑦

厚生労働省の社会医療行為別統計で

成功率の低い直接覆髄の件数が10年で3倍になっている

 

そこには必ず理由があるだろう

 

う蝕検知液が一般化してきていることと

2007年に日本でMTAセメントが発売されるようになった。

 

魔法のクスリが発売されたと

多くの歯科医師が飛びついたのかもしれない。

 

 

 

直接覆髄をする必要があったのか、なかったのか。

できなかったことができるようになったのか

やるだけやったけど失敗しているのかは判らない。

 

日本の歯髄診断をしないむし歯治療

日本のラバーダムをしないむし歯治療

直接覆髄の予後、成功率はどうなのか。

 

ミニマムインターベンションがきちんと伝わっていない日本で

診査診断も無く非科学的に

ただ神経を残したほうがいいと

安易に考えていないか?

 

抜髄したほうが良かったのではないか?

 

 

自分も初めのドリルを持つ歯科医師だから。

 

日々、

 

本当にいいのか?

 

正しいのか?

 

もっといい方法はないのか?

 

と疑問を持ちながら臨床と向き合うことが大事だと思うのです。

 

 

 

 

 

Rickettsらのシステマティックレビューでは部分的なう蝕除去を推奨しているし

2015年の国際う蝕コンセンサスコラボレーション会議でも

 

従来のう蝕組織を完全に除去することは推奨されない

とされている。

 

 

むし歯の専門家たちでもエビデンスのないこの分野でひとつ言えることは

拡大明視野、つまり

マイクロスコープ下でのエキスカベーション

軟化象牙質除去の除去、

もしくは確認に必須だということでしょう。